ピラティスダイエット
ダイエットのお嬢様が【ピラティスダイエット】を紹介します。
ダイエットにお勧めな運動はさまざまなものがありますが、あまり見た目に筋肉を漬けたくない人やデスクワークなど同じ姿勢を続けている、肩こりや腰痛が酷いというひとにおすすめなのがピラテスを取り入れたダイエット方法です。
ピラテスはリハビリにも使われている運動で、通常の運動とは使う筋肉が異なり、普段の生活ではなかなか使われないインナーマッスルを意識して強化する運動です。
【骨盤の歪み】
特徴的なのは骨盤を常に安定させて動かすことで、これによって骨盤の歪みを解消して姿勢の悪さや疲れ、肩こりなどの身体の不調も解消する効果があります。
また、継続することにより筋肉のバランスが整って、内臓の動きも向上することで代謝も上がっていき自然と痩せやすい身体作りに繋がるのです。
【体幹】
ヨガは呼吸とストレッチに重点をおいて筋肉を強化していくのに対し、ピラテスは正しい骨格を意識しながら体幹の筋肉を整えます。
自宅でも簡単にできて、体のバランスがとれるようになり、インナーマッスルを強化することでダイエットや健康に良い身体を作ることができます。
ピラテスとヨガは似ている運動ですが、効果は少し異なります。
ピラティスダイエットを行っている芸能人
世界的に活躍している人気モデルのミランダ・カーさんは、ヨガの愛好者として、女優の米倉涼子さんはピラティスダイエットでボディーコンディショニングを継続しています。
ミランダさんは、ヨガで心身を落ち着かせることが生活の一部であると話しています。
ダンスや長時間の舞台主演を務める米倉涼子さんは、継続した体づくりのためにピラティスが適しているのだそうです。
環境や生活に流されず、自分自身のコンディションを整えたい人はヨガを、骨格のゆがみや筋力不足による体調不良を改善したい人はピラティスを選ぶといいでしょう。
ピラティスダイエットの効果
ピラティスダイエットについて気になるのはその効果だと思います。
ダイエットをする上で、リバウンドせず健康的に痩せるためには代謝を上げることが大切です。
それは、代謝を上げると体にたまった脂肪が燃えやすくなるのです。
ダイエットの目標を達成して食事制限をやめたとしても、代謝が高く脂肪が燃えやすい体なら普通に食事をしていても太ることはありません。
BUT 代謝を上げることを無視してダイエットをすると、目標を達成した時にダイエットをやめて食事を元に戻した瞬間から、太り始めてしまうことがあります。
代謝を上げる方法はいろいろありますが、体の筋肉量を増やすことで基礎代謝を上げることができます。
ピラティスで強化できる筋肉はインナーマッスルです。
In short ピラティスで普段あまり使わないインナーマッスルを強化すると、インナーマッスルが発達して筋肉量が増え、代謝を上げることができるのです。
代謝が上がればダイエットもしやすくなりますので、ダイエット中の方にピラティスはオススメです。
体の歪みを直し正しい姿勢をキープ
ピラティスで強化できるのはインナーマッスルです。
インナーマッスルは、体の関節と関節をつないで細かな動きを調整し、姿勢を整えたり体のバランスを保ったりすることです。
In short インナーマッスルを強化すると、姿勢を整えて保ちやすくなるのです。
私たちは普段の生活で、知らず知らずのうちに姿勢が崩れてしまいがちですが、これはインナーマッスルが弱っていることが原因です。
姿勢が崩れると体が歪み、肩こりや腰痛を引き起こします。
肩こりや腰痛などに悩んでいる方は、ピラティスでインナーマッスルを強化し、体の歪みを直すことで肩こりや腰痛を解消できるのです。
リラックス効果で自律神経の乱れを整える
自律神経が乱れると、太りやすい体になるとともにストレスがたまりやすくなったり、病気にかかりやすくなったりと健康面にも問題が表れます。
In short 自律神経を正すことでこういった問題を解決できるのです。
ピラティスダイエットにおけるピラティスはインナーマッスルを強化する運動ですが、ピラティスでの呼吸法にもメリットがあります。
ピラティスで行う呼吸法は胸式呼吸で、この胸式呼吸はインナーマッスルを強化するのに適し、自律神経が密接に関係しています。
私たちがストレスを感じた時、呼吸は浅くなります。
これはストレスを感じたことで自律神経が乱れ、呼吸に影響が出た結果なのです。
普段からストレスを感じている方は呼吸が浅くなっているので、ピラティスで深い呼吸をすることでリラックス効果が得られ、自律神経の乱れを正すことができます。
体を柔軟にしてケガ防止
体が固いと「ケガ」をしやすくなります。
ピラティスをするといろいろなポーズをとったりしますが、このポーズの1つ1つが固くなった体を柔らかくする効果があります。
年を重ねていくと、思わぬことで転んでしまったり。
ピラティスで体を柔らかくしておくことでケガしにくい体を作ることができるのです。
血流を改善し冷え性解消
体が固い人というのは、体の柔らかい人と比べると血流が悪く代謝が落ちています。
これは筋肉が全身へ血液を送るポンプの役割をしていて、筋肉が固いとポンプの役目が弱わり、代謝が落ちて血流が弱まります。
血流が弱まると、末端へ血液が届きにくく冷え性の原因となるのです。
ピラティスには体を軟かくする効果もありますので、固くなった体を柔らかくすることで血流を良くし、末端まで血液を届けて冷え性を改善することができます。
ピラティスダイエットとヨガ
現代人に人気があるヨガとピラティスの運動は、現代人に必要な健康法ということでもあり、似ているところが多くあります。
ヨガとピラティスの類似性は、 “心と体を同時に整える” というものです。
ヨガとピラティスの運動手法は異なりますが、
- 深い呼吸と共に心を落ち着かせる
- 自分自身を見つめる
- 心身を健全な状態に整える
という目的は同じです。
ピラティスダイエットもそうですが、短期間での変化を期待せず、なりたい理想の自分をイメージし、心と体をゆっくり整えていくように心がけましょう。
ヨガもピラティスも継続することが大切です。
どちらかが良いかは目的によって異なるので自分に合った方法を選ぶといいでしょう。